コンコルディアナ 種まき
今日は、アルブカ コンコルディアナの種まきをしました。
アルブカ コンコルディアナの実生は2年ぶり、3回目。
前回うまくいっているので、今回も同じ流れで。
以下は、万人にとっての正しいやり方ではなく、我流のやり方です。天候条件などで、同じ方法をとっても違う結果になるかもしれません。ご承知おきください。
まず種まきタイミングは、アルブカの球根が夏の休眠期を終え、芽吹き始めた時に合わせます。アルブカにとって、よい季節になったということだと思われるからです。
種は、春採りの自家種を冷蔵庫保管していたものを使います。冷蔵庫に入れておく理由は、劣化を防止し、発芽率を高めるためです。
用意するもの
用意した土は、プロトリーフの[さし芽・種まきの土]と[サボテン・多肉植物の土]。
[さし芽・種まきの土]を使う理由は、清潔であることと、保水性が高いこと。幼苗は水切れするとあっさり枯れますからね。発芽率と生き残り率を高めるため、種の周辺は[さし芽・種まきの土]で固めます。
あとは、メイン土として。多肉の土を用意します。アルブカコンコルディアナなどケープバルブの類は、乾燥地帯に生えているものなので、水はけのよいものをということで、サボたに系の土をつかっています。プロトリーフの[サボテン・多肉植物の土]の選定理由は、「育てることを重視した適度な水もちのある配合」という、うたい文句が気に入っているため。
種をまく容器。私が使っているのはアップルウェアの育苗コンテナ6号。6号サイズは扱いやすくていいです。ある程度深さがあるのもいいですね。
苗床づくり
苗床は2層構造にします。下にメイン層の多肉の土、上に種まき土です。なぜこんなことをしているかというと、アルブカの幼苗は成長が遅いので、途中の植え替えをはぶき、2年間をそのままの苗床ですごしてもらうためです。発芽のためには、清潔な土と保水性の高い種まき土が必要。だからまいた種の周辺には、[さし芽・種まきの土]がある状態にしたい。ただ、[さし芽・種まきの土]だけですと栄養成分がないのと、保水性がありすぎるということで、2年間の成長を支えるには適さないのではという懸念がある。そこで2層構造です。
まずは、メインの土となるサボテン・多肉植物の土を八分目まで。発芽後の球根と根は、この層で成長を続けます。
次に、さし芽・種まきの土を薄く敷きます。
これで床のできあがり。種を用意しましょう。
種蒔き
適当にまきます。なるべく均等にした方がいいとは思っています。
種をまいたら、その種を隠すように、さし芽・種まきの土を薄く撒きます。多肉系の種は、上に土をかけないことの方が多いですが、アルブカはかけています。アルブカの種は嫌光性の種だという情報がありますので。ただ、実際はあまりこだわらなくても大丈夫みたい。
土をかけたら、種の周りを清潔で保水性のある土で守ることができます。
水で土を湿らせます。種が動かないように慎重に。
最後は、ベンレートをお守りに噴霧して殺菌。
しばらくは水を切らさないよう、腰水にしてます。
以上で、作業終了。発芽を待ちましょう。